1954-08-11 第19回国会 衆議院 大蔵委員会 第69号
従つて長期資金の関係におきましては、ふえた資金を全部使うということに一応なつておるわけです。ところが実際の運用におきましては、いろいろ預貯金その他だんだんと増加して参りますが、運用として出す方のものの時期にいろいろずれがありますため、その間短期にまわし得るという余力が出て来るわけであります。そういうような意味で、地方に対しましても短期に運用し得る余力が出て来るわけであります。
従つて長期資金の関係におきましては、ふえた資金を全部使うということに一応なつておるわけです。ところが実際の運用におきましては、いろいろ預貯金その他だんだんと増加して参りますが、運用として出す方のものの時期にいろいろずれがありますため、その間短期にまわし得るという余力が出て来るわけであります。そういうような意味で、地方に対しましても短期に運用し得る余力が出て来るわけであります。
即ち本法は新たに動産抵当として建設機械に抵当権を設定し得るようにし、これによつて長期資金の確保等に寄与し、以て建設工事の機械化の促進を図ることを目的とする趣旨を宣言したのであります。 第二条でございますが、この法律に書いておりますところの建設機械の定義を規定したものであります。
すなわち本法は、新たに動産抵当として建設機械に抵当権を設定し得るようにし、これによつて長期資金の確保等に寄与し、もつて建設工事の機械化の促進をはかる目的とする旨を宣言した次第でございます。
それにはやはり資金が運転資金だけでは駄目でありまして、どうしても長期の資金を必要といたしますので、これは我々の窓口でありますところの建設省にお願いして今国会で一つの法律を作つて頂きたいと、それによつて長期資金が獲得できるような途を開いて頂きたいというようなことをやはりみずからも合理化の線に向つて運動しておるようなわけであります。
先ず長期資金によつて建設機械を容易に購入し得るように、具体的には建設機械の抵当法のようなものを作つて、これによつて長期資金の借入に便宜な方法を講じたらどうか、かように考えております。
○新谷寅三郎君 二つほど伺いたいのですが、今お話の中で運用部資金ですがね、これ今副総理からいろいろ御説明がありましたが、実際上は災害対策本部の人たちの意見も聞いたんですけれども、非常に短期融資の財源が枯渇しておつて、長期資金の方を振り向けなければ財源はないんだと、従つてこの間の十三号台風の繋ぎ資金のときは、我々その被害の実績を見て来た者からいたしますと、本当にこれは被害を頭に置いておやりになつた繋ぎ
また内部蓄積にも努めますとともに、あるいは長期の信用銀行等によつて、長期資金の供給をするとか、そんなようなぐあいに資金構成をかえさすことも、一つの方法と考えておるのでありますが、どろぼう見てなわなうのもおそいのでありますから、全般的に見ますると、まだここで一連の金融対策を立てて特にどうこうしなければならないほど切迫はしておりませんが、今申し上げた通り、今のうちから十分備えて参りたいというので、日本銀行
まず金融対策につきましては、本年度予算において財政資金百八十億円を計上し、中小企業金融金庫の新設と国民金融金庫の強化拡充によつて、長期資金の資金源の拡大と零細金融の円滑化をはかる方針でございます。また商工中金についても、商工中金債の資金運用部引受けの促進と国庫余裕金の引揚げ緩和とに努力し、他方地方財政資金の活用と相まつて、組合金融の発展をはかりたいと存じます。
○水田国務大臣 中小企業に対する対策としましては、まず中小企業が産業活動をなす組織上の考慮を考えておりまして、協同組合の強化というような政策をとると同時に、中小企業独自としての安定法というものをこの際かえて、中小企業自体が自主的に共同行為をできるというようなことについてのもう一歩の道をあける、それから金融面においても新たに中小企業金融公庫というものをつくつて、長期資金を中小企業にもつと潤沢に供給する
○飯島連次郎君 中期資金を創設したいという考えについては私は何ら異議をはさみませんが、つまり一分八厘五毛上げたということについては、これはもう少し砕いて言うと、財政当局なり、国の予算なり、そういう方面からの非常に強い拘束を受けておつて、長期資金ではどうしても役畜資金は殖やせないという一つの強い制約があつてのことであると思うが、そういう制約はなかつたですか。
この長期信用銀行ができますれば、資金源と貸出しとの間の調和もとれ、従つて長期資金が円滑に運営されて行く。従来設備資金にのみ重きが置かれておつて、長期の運営資金がとかく軽んぜられて来たために、業者が非常な困難をしておつたことも事実であります。
○菊川孝夫君 それでは運転資金は入らんのであつて、長期資金という解釈はこれはすべて設備資金と、こういうわけでございますか。
たとえば農林中央金庫において農林債券によつて長期資金を調達し、これによつて農林漁業関係の長期資金を調達する、あるいは一般の金融機関において、たとえば地方銀行等におきましても、もちろん資金源として預金が大宗をなしております関係上、短期資金が多いとは思いますが、農林漁業関係、特に漁業方面ではそういう資金も出ておるのではないかと思つておりますが、地方によつてはそういうものもあろうと思います。
それは債券発行によつて長期資金をまかなう、こういう考え方をなすべきではないか、こう思つております。この点は今設けております金融懇談会に付議いたしまして意見を聞いてみよう、こう思つておりますが、金融制度につきましても、ある程度改めなければいけません。
○加藤(鐐)委員 そこでプラント輸出となりますると、やはり資金の問題が非常に重大な問題になつて参りまするが、この点で現在まで大きな障害があつたことはしばしば新聞等にも報道されておりますが、いわゆるプラント輸出の促進をはかられる上から、こうした保険制度を設けられたことは、要するに車の片方だけができたのであつて、長期資金の融通の問題が考慮されなければ、車の両輪にならないと思うのでございまするが、その点どういう
日本では資本の蓄積が乏しいからこういうことによつて長期資金の調達を行なつているのですが、ただ蓄積の乏しいところでそれだけの長期資金を調達しようという場合に、なお更やはり一つの計画がなければおかしいと思うのです。
そこで私は大蔵大臣に承りますが、東京銀行が、あるいはその他の市中銀行が、金融債によつて長期資金として調達した金を短期資金にまわさないで、それをいかに有効に確保する方法がございますですか。
私がお聞きいたしたいことは、大蔵大臣がいろいろと御意見を述べられましたが、ドツジさんとの折衝によりまして、見返資金或いは預金部資金の運用によつて長期資金がやや確保されつつあるのではないかというような傾向が見られるのでありますけれども、それはさて置きまして、最も考えさせられますことは、短期の資金の問題であります。
この点を改善いたそうと思つて長期資金というものをわれわれが考え出しておるのであります。この長期資金を使う方途ですか。
そこで財政資金による農林漁業関係の資金の融通と、それから農林中央金庫自体といたしましては、毎年季節的に農業経営に要する短期資金を融通するというほかに、債券発行によつて長期資金を獲得し、これを長期融資の方にまわすという道も開けて参つたのでございまして、ここに画期的な農林漁業金融の疏通ということが、期し得られる態勢になつたと思うのであります。